麻疹(はしか)の流行
麻疹(はしか)の流行か
2025年6月付で、横浜市にて麻疹患者の報告が続いていることが、行政より通知されました。(横浜市麻疹報告2025/6/20 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/eiken/kansen-center/rinji/measles.files/measles20250620.pdf)
また、その後も定期的に報告が続いております。(全数情報2025/7/17 https://www.city.yokohama.lg.jp/kenko-iryo-fukushi/kenko-iryo/eiken/kansen-center/kansensho/surveillance.files/zensu25.pdf)
麻疹(はしか)とは
発疹を特徴とした感染症で、1970年代までは日本でもほとんどの子供が罹患していた感染症でした。現在ではワクチンの普及によりほぼ見る事はなくなり、日本では2015年にWHO(世界保健機構)より「麻疹の排除状態である」認定をうけましたが、海外から持ち込まれることで小流行が定期的に起こっております。
症状の特徴
-
とても感染力が強い
→ 同じ部屋にいるだけでうつることがある(空気感染)。 -
かぜに似た症状から始まる
→ 発熱、せき、鼻水、目の充血などが出る。最初は普通の風邪と間違えやすい。 -
口の中に白いブツブツができる(コプリック斑)
→ はしかに特徴的なサイン。 -
顔から始まる赤い発疹(ぶつぶつ)が全身に広がる
→ 発熱がさらに上がり、体がだるくなる。 -
肺炎や脳炎など、重い合併症を起こすことがある
→ まれに命にかかわることもあるため、注意が必要。
ご相談ください
発熱に加えて発疹が目立つ際には麻疹も鑑別となります。疑いのある方は保健所との連携が必要な疾患となりますので、ご来院され、麻疹疑いとなった際にはご案内をさせていただきます。発熱でご予約の際には発疹の有無もお伝えください。よろしくお願いいたします。
当院では各種クレジットカード、およびPayPayでの決済が可能です。
クレジットカード:VISA、Mastercard、JCB、Diners Club、American Express、JACCS、Discover
QRコード:PayPay