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呼吸器科

呼吸器科(こきゅうきか)は、「呼吸」に関わる臓器の病気や症状を診る診療科です。
空気を吸って吐く――この当たり前の動作が、私たちの命を支えています。
呼吸器科では、鼻、のど、気管、気管支、肺、横隔膜などの器官に起こるトラブルを専門に診ています。

呼吸は「空気の通り道」である呼吸器の働きで成り立っています。

  • 空気はまず鼻や口から入り、
  • のど(咽頭)→声帯のある喉頭を通って、
  • 気管・気管支へ、
  • 最後に肺に届き、酸素と二酸化炭素のガス交換が行われます。

このどこかに問題があると、せき、たん、息苦しさ、呼吸音の異常、胸の痛み、呼吸困難といった症状が現れます。

呼吸器科はこんなときに受診します:

  • 風邪が治ったはずなのにせきだけが長引く
  • 呼吸が苦しい、浅い、ゼーゼーする
  • たんが多い、色が黄色や緑で気になる
  • 胸が重苦しい、チクチクする
  • 夜間や早朝に咳が強く出て眠れない
  • 動くとすぐ息切れしてしまう
  • いびきや睡眠中の無呼吸を家族に指摘された

これらの症状があれば、風邪や疲れではなく、気管支喘息・肺炎・COPD・睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠れていることがあります。

呼吸器の病気の中には、早めに治療を始めることで進行を止められるものが多くあります。
たとえば気管支喘息は、発作が起きる前から吸入薬などでコントロールすることで、日常生活に支障のない状態を維持できます。

また、せきや息切れは生活の質(QOL)を大きく下げる要因でもあります。
人と話すのがつらい、夜眠れない、階段が登れない…そんな状態が続く前に、ぜひ一度ご相談ください。

当院では、日本呼吸器学会専門医が診察を担当します。

呼吸器疾患の的確な診断・治療を行っています。
長引くせきや息苦しさを軽く考えず、「ちょっと気になるから聞いてみよう」くらいの気持ちで、お気軽にお越しください。

代表的な症状

代表的な疾患

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